お酒、おいしいよ

実は私、医療職なんです。

人に「行動変容」という名のもとに、

マニュアルどおりに目標を立てさせて、

痩せるとか、禁煙するとか

そういうことを促し続けてきました。

その業界では、過度の飲酒、喫煙は

もちろん「悪」です。

健康を害してしまう人が有意に増える、という、

「エビデンス」があるからなんです。

「エビデンス」に基づいた主張は

すごく正しく聞こえますし、相手に反論の余地を与えません。

でも、変わってくれる相手はせいぜい3割。

残りの6割強の人たちは、口だけ「わかりました」と言って

行動は変わらないんです。

そんな人をどう変えていくか

そういうことが、この業界に携わる医療職の永遠の課題なのです。

10年ほど、そんな業界で働いていましたが、

今は、訳あって、無職です。

今日、久しぶりに生ビール飲みました。

もちろん、健康を害したくないし、授乳に影響したくないから、

真夜中に、35缶1本だけです。

でも、正しい知識で人を変えようとする業界から離れ、

そういった価値観をいったん手放して。

そんな中で、改めて飲む酒、

とてもおいしい。。

本来、酒は人をリラックスさせるためにあるもの。

どこかの研究論文では、少しの酒でも体に影響がある、みたいな話がありましたが、

（気になる人は調べてみてください、ごめんね）

私は

「気分をよくするために飲む適量の酒」は有益なことだと思います。

だって今、1円もお金使ってないのに

ものすごく気分が良くて、幸せなんだもの。